大会長挨拶

 寒冷の候、会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 この度、第119回日本獣医循環器学会定例大会(令和5年度秋季定例大会)を開催するにあたりこのような機会を頂きましたこと、獣医循環器分野に務めるものとして大変光栄に感じておりますとともに、会員の皆様に心より感謝申し上げます。

 本学会は、第113回以降、新型コロナウイルス感染症のため、オンデマンド配信での開催やハイブリッド方式での開催を実施し、学会員の皆様と交流を図ってまいりました。

 政府も新型コロナの感染症法上の位置づけを、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行した後でも、度々流行があり、生活様式の変更は避けられない状況となっております。

 今回の大会でも、アドバンス講座を含む認定医講習会および一般講演を予定しています。また、4年ぶりに症例検討会を実施することとなりました。認定医を目指す先生は、審査基準の点数に加えることが可能となりますので、是非ともご参加いただき、活発な討論にご参加いたければと存じます。また、今回の学会では展示部分にドリンクサービスと軽食をご用意する予定ですので、是非とも企業展示を回りながら、ご活用いただければ幸いです。

 今回の定例大会の会期は、2023年12月16日(土)、17日(日)の2日間とし、前回同様に東京農工大学において開催させていただきます。

 実り多き議論ができるよう、多くの皆様のご参加、素晴らしい演題のご応募を何卒よろしくお願い申し上げます。

 最後に、本学会を開催するに当たり、ご協力を頂きました企業関係者の皆様、運営をご支援していただきました学会関係者の皆様、そして会場をご提供していただいた東京農工大学関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 末筆となりますが、皆様のご健勝を祈念しつつ、ますますのご発展をお祈り申し上げます。

第119回日本獣医循環器学会
大会長 鈴木 周二